008


現在開催中の第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭で「地球征服怪獣展」と銘打った日本の怪獣映画特集が行われ、長編コンペティション部門であるプチョンチョイス審査員として参加している金子修介監督が3日、の最終章『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』(1999)上映終了後のトークショーに登壇。怪獣に対する自身の思いのたけを韓国の怪獣映画ファンにぶつけた。

少年期には夢中になって観ていた怪獣であったが、大人になってからは見方が変わってきたとも。「1954年の『ゴジラ』には水爆や戦争に対する批判的なメッセージが込められており、戦争映画に変わるエンターテイメントとして怪獣、映画が発達したと思う。
ところが、その後の怪獣映画は子供向け映画へと変わり『昭和ガメラ』シリーズもそうだった。そこでもっと人間の視点から怪獣映画を撮りたかった」と『平成ガメラ』のコンセプトを、昭和から大きく舵を切ることとなった。


























平成ガメラ4Kデジタル復元版 Blu-ray BOX
KADOKAWA / 角川書店 (2016-07-22)
売り上げランキング: 19,994