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怪獣映画の特殊撮影で使われる着ぐるみなどを製作している造形師、村瀬継蔵さんの作品展が東京・瑞穂町で開かれています。

村瀬継蔵さん(83)は昭和33年に東宝に入社し、映画「モスラ」や「キングコング対ゴジラ」など多くの特撮映画の撮影に関わった造形師で、40年以上前から瑞穂町を拠点に創作活動を行っています。
会場には村瀬さんが製作に関わった着ぐるみやフィギュアなどおよそ100点が展示されています。

このうち今回のイベントに合わせて製作された「モスラ」は、羽を広げた状態で4メートル以上あり、当時の構造を再現しつつ新しくデザインされました。
また、昭和52年に公開された映画「北京原人の逆襲」の着ぐるみの復元は、迫力のある顔とつやのある毛並みが特徴で、精巧に作り込まれています。

会場を訪れた大学生は「映画の撮影後には処分されることが多い中、こうした資料が残されているのは貴重だと感じた。日本の特撮技術が誇る造形物を多くの人に見てほしい」と話していました
村瀬さんは「映画を見た観客がどのように喜んでくれるかを想像して創作に取り組んできた。
大人から子どもまで家族一緒に楽しんでほしい」と話していました。
この作品展は瑞穂町の郷土資料館「けやき館」で来月16日まで開かれています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190802/k10012019231000.html





























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