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ジャンキーXLといえば、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)、『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)などで作曲を担当し、これでもか映画を盛り上げる、熱量の高いスコアで知られるクリエイターだ。米Forbesにて、『ゴジラ VS コング』は“幸福な偶然”の最たるものだと語っている。

「僕はゴジラの熱狂的なファンですからね。日本の映画版『ゴジラ』は(ソフトを)全部持ってますよ。ただのお遊びでゴジラの曲を書いたこともあったんですよ。
2年くらい前、監督(アダム・ウィンガード)が僕に関心を持ってくれて、会ったんですが、その時には“僕が地球で一番のゴジラファンだって知ってました?”って聞きましたよ。もう何年も前に曲を書いてるんだぞって。」

実際のところ、ジャンキーXLが「お遊びで」作った『ゴジラ』の音楽は本作に役立ったようだ。当時の曲に調整を加えたものをウィンガード監督に聴かせたところ、監督が「完全にハマってくれた」というのである。きっと『ゴジラ VS コング』には、長年にわたるゴジラへの愛情が詰め込まれているはずだ。
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