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平成『ガメラ』三部作にはこれまでの怪獣映画と大きく違うところがある。
それは第1作は中山忍、第2作は水野美紀、第3作は中山忍と前田愛と、全ての主人公が女性であること。
なぜ男の子向けであった怪獣映画の主人公を女性にしたのだろうか。

「別に狙ったわけではなく、結果的にそうなってしまったんです。
怪獣自体が男性のメタファーだからという自分の中での屁理屈はありますけどね(笑)。
相手が怪獣なので、ヒーローよりヒロインの方がいい、つまり“美女と野獣”の組み合わせがお互いを引き立てるからだと思います」

平成にはその後もう1本、『小さき勇者たち~ガメラ~』が作られている。金子監督はこの作品をどう捉えているのだろうか。

「昭和『ガメラ』のような、子供を好きなガメラ映画を作りたかったのはわかります。わかるんですが、僕としてちょっと違うかなというのはありました。
この映画のガメラは『戦うな』、つまり『戦うと死んでしまうから戦ってほしくない』という子供の思いを受けているガメラで、でも最後は戦わなくてはならない。

『戦わないで』と思われているガメラの戦いなんて盛り上がりようがありません。
ミニチュアセットとかいいところはあるんですが、根本的な部分で間違ってしまった怪獣映画ですね。企画のミスだと思います」

今回の4K HDR版の発売、それに先駆けて昨年劇場公開された4K版『G1』も大成功を収め、ファンからは『ガメラ』復活を願う声もあるが、令和版の可能性はあるのだろうか。

「残念ながら僕に新作を作る決定権はないのですが、お話さえいただければ、いつでもやる気十分です。もし令和版を撮るとしたら、また新しいガメラになると思います。
『G3』の続きを観たいという声が多いのはわかっていますが、あれから20年以上が経ってしまったので、物語として現実的ではないと思います。
どんなガメラになるかは、お話をいただけたときに考えたいと思います。でも忍ちゃんの長峰には出てほしいですね(笑)」
https://moviewalker.jp/news/article/1016329/p4
































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