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映画『ゴジラvsコング』の大ヒットによって、アメリカの映画館業界に目に見えた変化が生じつつある。2021年4月5日(現地時間)、国内最大手の映画館チェーン・AMC Theatresをはじめとした企業各社の株価が上昇したことがわかった。米Varietyが報じている。
『ゴジラvsコング』は2021年3月31日に米国公開を迎え、4月4日までの5日間で国内興行収入4,850万ドルというコロナ禍の最高記録を樹立。

翌5日にはAMCの株価が13.4%、国内第3位の映画館チェーンであるCinemarkの株価が7.1%、同じく第2位のRegal Cinemasを保有するCineworldの株価が5.3%上昇した。
おなじみIMAX社の株価も4.5%上昇したほか、国内の映画館チェーンや映画館に関する企業にも同様の変化が生じたという。


一方、『ゴジラvsコング』は米HBO Maxで3月31日より配信が開始されているため、会員は追加料金なしで作品を鑑賞できる。
米WarnerMediaは、4日間の視聴者数がサービス開始以来最高の数字を記録したと発表したが、米Deadlineによると、4月4日までの5日間で『ゴジラvsコング』を5分以上視聴したユーザーは約360万人。『ワンダーウーマン 1984』(2020)は220万人、『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)は180万人が視聴した(それぞれ4日間)というデータを見ても勢いは確かだろう。
ただしDeadlineは、「もしHBO Maxで配信していなければ興行収入をより伸ばせたのではないか」との声も紹介している。 


Varietyの報道によれば、『ゴジラvsコング』の大ヒットを受けて、アメリカの経済界は“配信サービスが映画館興行を食いつぶすことはないだろう”というポジティブな姿勢を示しているとのこと。
本作はすでにめざましい成績を記録しているが、観客収容人数に制限が設けられている現状を鑑みると、解除後の見通しは明るいのではないかと考えられる。
現地ではワクチンの接種も進んでいるため、状況のさらなる改善にも期待が高まるところだ。
『ゴジラvsコング』は米国に先がけて海外各国でもコロナ禍屈指の成績を記録しており、4月4日の時点で全世界興行収入は2億8,540万ドルに到達。
新型コロナウイルスの感染拡大により、世界の映画館業界は2020年春から厳しい状況が続いていたが、これをきっかけに本格的な復活に進む可能性も色濃くなってきた。





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