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映画『ゴジラvsコング』続編(タイトル未定)の撮影が、年内にオーストラリアでスタートすると、同国の政府機関 Screen Queensland が現地時間21日に公式サイトで発表した。

米ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、日本の東宝が展開する作品群“モンスター・ヴァース”の第4弾として製作された本作は、怪獣王ゴジラとキングコングの直接対決を描いたアクション。俳優の小栗旬が、芹沢猪四郎博士(渡辺謙)の息子・芹沢蓮を演じたことも話題となった。

撮影はゴールドコーストやサウス・イースト・クイーンズランドなどで行われ、エキストラ750人を動員予定。莫大な雇用はもちろん、撮影による経済効果は、7,920万オーストラリアドル(約69億円・1オーストラリアドル88円計算)になると見込んでいる。

クイーンズランド州のアナスタシア・パラシェ首相は、公式サイトで「レジェンダリーのプロデューサー陣を再びクイーンズランドにお迎えすることができて、大変光栄です」とコメントしており、「大作の撮影は、我々の映画産業に莫大な利益をもたらします。

現地で数多くの雇用を生み出し、業界の小さなビジネスとコミュニティーを活性化させてくれるのです」とコロナ禍で厳しい状況が続く、現地の映画産業の復活に期待を寄せた。  
続編のキャスト・公開時期などは不明。モンスター・ヴァース第5弾の監督については、『ゴジラvsコング』のアダム・ウィンガードが続投に向けて交渉中であると、昨年4月に The Hollywood Reporter が報じており、タイトル案として『サン・オブ・コング(原題) / Son of Kong』(コングの息子)が浮上していた。(編集部・倉本拓弥)
シネマトゥデイ
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