b0007491_1325077


『トゥームレイダー2』(2003)を最後に監督業を退いているデ・ボンだが、20年以上経った今でも、幻の『ゴジラ』企画は大きな心残りのようだ。米Varietyでは、「素晴らしい企画がいくつもあったのに」と回想し、そのなかのひとつに『ゴジラ』を挙げている。

「『ゴジラ』は作りたかった、僕はゴジラの大ファンだから。[中略]セットの準備もできていたし、日本の方々もすごく喜んでくれていたんです。僕はゴジラを演じた人たちのことも大好きでしたよ。けれども突然、(製作のトライスター・ピクチャーズが)“製作費がかかりすぎる”と言い出したんです。そしてローランド・エメリッヒが、“自分ならもっと安くできる”と言ってきた。もちろんそれは嘘で、僕の企画よりも製作費はずっと高くなったわけですが」

このエピソードには、デ・ボン側とエメリッヒ側の間に見解の不一致があるのかもしれない。なぜならエメリッヒは、2022年のインタビューで「(『GODZILLA』は)やりたくなかった」と告白。当初は断るつもりで「ゴジラをトカゲにする」というアイデアを提案したところ、東宝側に受け入れられてしまったと明かしていたからだ。
THE RIVER
https://theriver.jp






































ツイスター(字幕版)
ロイス・スミス
2017-10-06