島本和彦

サンデーうぇぶりで島本和彦「アオイホノオ」特集 『シン・ゴジラ』本も一部公開





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漫画家・島本和彦さんの自伝的作品『アオイホノオ』の特集企画「ホノオVSアンノ」が、8月25日(木)から小学館の漫画サイト・サンデーうぇぶりで公開された。

大阪芸術大学の同級生・庵野秀明さんの監督作品『シン・ゴジラ』に打ちのめされた体験をまとめた同人誌『アンノ対ホノオ』の一部や、現在『ゲッサン』で連載中の『アオイホノオ』で作中のキャラクター・庵野秀明が登場する回を掲載している。
島本和彦さんによる『アンノ対ホノオ』は、「シン・ゴジラを観て、どういう態度をとったら良いのか、どう打ちのめされるのが正しいのか、細かく手ほどきする」解説本。

8月12日から行われた同人誌即売会「コミックマーケット90」(コミケ90)での頒布に際してファンが殺到し、用意されていた部数は完売した。

完売直後、取材には「再販などは現時点では考えていない」とコメントしたものの、ネット上での大きな反響を受けて、8月31日(水)までの期間限定で、島本さんの同人誌通販サイト「ウラシマモト」にて再販売となった。

漫画家による個人製作の同人誌を、連載先の大手出版社がこれほど大々的に取り上げるのは異例の事態。全4回に渡って特集されるという。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160825-00010000-kaiyou-ent


サンデーうぇぶり

https://www.sunday-webry.com/

島本和彦『シンゴジラ』本がコミケを席巻! 本人直撃「とんでもないことになった」

 1 : YG防衛軍 ★@\(^o^)/2016/08/15(月) 21:04:44.23 ID:CAP_USER9
 
この夏、日本に熱狂の渦を巻き起こしている『シン・ゴジラ』。そんな中、8月14日(日)に行われた「コミックマーケット90」(C90)最終日、最も話題を振りまいたと言っても過言ではないのが、漫画家の島本和彦先生でした。

同作の総監督をつとめた庵野秀明さんと大阪芸術大学の同級生でもある島本和彦先生は、この夏コミで、「シン・ゴジラを観て、どういう態度をとったら良いのか、どう打ちのめされるのが正しいのか、細かく手ほどきする」解説本を頒布しました。

この日、島本先生のブースには大勢のファンが大挙し、もはや最後尾を把握できていないコミケスタッフさえ現れるほどの盛況っぷり。島本さんのサークル名「ウラシマモト」はTwitterのトレンド入りを果たしたのでした。
島本和彦先生の敗北宣言、『シン・ゴジラ』本、発声可能上映

事の発端は、公開日当日の7月29日。『シン・ゴジラ』を鑑賞した島本和彦先生が、級友にしてライバルである庵野秀明監督に敗北宣言を行って大きな話題を呼んだことでした。

TVドラマ化もされた島本和彦先生の自伝的漫画『アオイホノオ』で、自身を投影した焔燃(ホノオモユル)が、作中で庵野監督の手がけた作品に衝撃を受けるシーンをなぞるかのような展開。

そして、その数日後の8月2日には、目前に迫った夏コミに向けて急きょ『シン・ゴジラ』本を出すと発表。こちらもTwitterで2万RTを超える反響となりました。

さらには、8月15日(月)に新宿バルト9で開催されることになったコスプレや声出しOKという『シン・ゴジラ 発声可能上映』も、実は庵野監督が、島本先生のために東宝にオファーしたものだったことが明かされました。

発表時点では表紙しか描き上がっておらず、「このタイミングで夏コミに間に合うのか?」という周囲の心配をよそに、『シン・ゴジラ』本(正式名称『アンノ対ホノオ。』)が無事に間に合うと報告されたのは8月10日。

お膳立ては整いました。夏コミ最終日の台風の目は、島本和彦先生のサークルだろうと、誰もが思っていたに違いありません。

そして実際に、そんな周囲の予想をも遥かに上回る大盛況を記録したのでした。

 
2 : YG防衛軍 ★@\(^o^)/2016/08/15(月) 21:04:59.04 ID:CAP_USER9.

スタッフが最後尾を見失うほどの大行列

夏コミ最終日、10時の開場からほどなくして西ホールにたどり着いた筆者が目にしたのは、「ウラシマモト」からどこまで伸びているのかわからない大行列でした。

午前中から完売まで終始、「ウラシマモト」を中心とした西ホールは、とんでもない行列で埋め尽くされていました。

筆者が「最後尾はどこですか?」とコミケスタッフに質問すると、「わかりません」という答え。それほど現場は、想定外の事態に混乱し、そして熱狂していました。

シン・ゴジラ来襲に混乱を来す市民と対策本部さながらの様相。

そして13時前には、ついに完売報告が。
島本和彦先生「盛り上がりすぎて、とんでもないことになった」

行列の待機中、とても近付くこともできなかったウラシマモトでしたが、『シン・ゴジラ』本が完売し、落ち着きを取り戻したブースにいらっしゃった島本和彦先生にコメントをいただくことができました。


──『シン・ゴジラ』本が大盛況でしたが、どういうお気持ちからつくることにされたんでしょうか? 盟友・庵野監督を賞賛したいという気持ちでしょうか? あるいは、ライバルとしての悔しさの方が大きかったのでしょうか?

島本和彦先生 友達が良いもの(作品)をつくったら、(それを)応援することによって、特撮映画界とか、全体のプラスになるんじゃないかな、という気持ちで動いたのが本音です。

──共に盛り上げたい、と。

島本和彦先生 まあ、今回薄い本(同人誌)はつくったんだけど、その後になって、また向こうから「発声可能上映を用意しました」とか色んなものが出てきて、盛り上がりすぎてとんでもないことになった。そうするんだったら先に話を持ってきてよ、いきなりふっかけないでよって感じ(笑)。

──先生のために用意されたという「発声可能上映」について、庵野さんからご連絡はあったんでしょうか?

島本和彦先生 (発声可能上映に)行けないという流れになった時に、「来てくれ」というメールはありましたけどね。そしたら行かざるを得ないよ(笑)!

──島本先生から庵野監督に『シン・ゴジラ』の感想を送ったり、作品について語り合ったり、といったことはされたんですか?

島本和彦先生 それは秘密です! あんまり内情をバラすと面白くないからね。

──確かに。では最後に、購入できなかったという人も大勢いる『シン・ゴジラ』本、再販などの予定はないのでしょうか?

島本和彦先生 やっぱり今だけの追い風だから、再販の予定はないですね[注]。本当はネタバレを入れた内容にしようかとも思ったんだけど、いまだにネタバレを避けてみんなTwitterで感想を言い合っている状況を見て、描ける範囲でのことを描いているという意味でも、今だけのものなので。

──お祭り的な意味合いが強い、ということですね。

島本和彦先生 そうです。ただ、私が一番感動したことに関しては描いてあります。

──では、どうしても読みたいけど手に入れられなかった人は、購入した知り合いとかに見せてもらうしかないですね。お忙しい中、ありがとうございました。

[注]同日夜の島本和彦先生のツイートにて、やはり再販がかかる可能性を示唆されています。


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